自分に備わっている知識や経験を存分に活かし、働いていける職場に就職できたら理想的ですよね。しかし、そうした適材適所ともいえる職場に勤めている方は多くないといわれています。自分の能力や得意分野について把握できていないことが原因として挙げられるようです。自分はどのような分野で活躍できるのか、どんな職種が向いているのかを就職・転職前にしっかり理解しておくことが、仕事選びをする上で重要なポイントになります。また、やってみたい仕事と、向いている職種が違うケースもあるので注意が必要になります。

自分に向いている職種がわからないという場合には、転職サービスのカウンセラーに相談してみるのも良い手段でしょう。転職サービスのカウンセラーは、その人に合った仕事探しのプロです。自分自身でも気が付いていなかった強みや、弱点についてアドバイスをもらうことができるでしょう。また、転職活動が上手くいかずに行き詰ってしまった時にも、カウンセラーの力を借りてみると良いでしょう。履歴書の添削やアピールポイントの見直しなど、自分とは違った目線で転職活動をサポートしてくれます。

そうしたサービスを利用するのに抵抗がある、もしくは相談に行く時間がなかなか取れない、といった方は、身近な友人や家族に相談してみるのも有効な手段といえます。自分自身を客観的に見ることは難しいものです。身近な人にどういった仕事が向いているか、どういう性格に見えるかという質問を投げかけてみることで、新しい自分を発見し適材適所の職場探しが効率的に行えるようになるかもしれません。